ジンドゥー活用事例の第15回目は、熊本でお着物の着付けや着付け教室、レンタルを行なっている「着付けおたふく」の前田様にお話をお伺いしました。
「着付けおたふく」のホームページはユーザー目線でのページ構成が徹底されており、みやすく、すぐに閲覧者が必要な情報にたどり着けるホームページを実現しています。ホームページをリニューアルした後には、今まで接点のなかった、テレビ局や大使館、大手旅行代理店、レコード会社などからの依頼があったとのこと。
複数のサービスを多くのページで紹介していても、みやすいホームページを作成するコツとは?ホームページ作成と運用についてのお話しをお伺いしました。どのような業種や業態でも参考になること間違いなしです。
ご利用サービス | ジンドゥー クリエイター |
ご利用レイアウト |
Tokyo |
<目次リストを追加する領域>
普段から頼れる着付け屋さん
Q.事業内容を教えてください。
熊本で「着付けおたふく」という、お着物の着付けや着付け教室、お着物のレンタルを行なっています。
入学式、卒業式、結婚式など晴れの日だけではなく、普段からお着物を着たい方にも好評をいただいております。シーンによって様々なお着物があるので、「コーディネートやTPOに問題がないかをプロにきけるのが安心」というような嬉しいお声もございます。お客さまは口コミやリピーターの方が多い印象です。
きっかけは人にすすめられて
Q. ホームページを作成したきっかけはありますか?
私の先生にあたる人からホームページ作成を勧めていただいたのがきっかけです。ホームページは実店舗や営業マンとは異なり、私たちが寝ている間もお店を紹介しつづけてくれるということを聞き、これから自分で教室を開く上でホームページは必要だなと感じていました。
そんな中、同じ着付け教室に通う方がホームページを作成してもらったとのことで紹介してもらったのが、JimdoCafe 水前寺*でした。
*JimdoCafe 水前寺は営業を行っておりません。
難しくない!が決め手
Q. ジンドゥーを使った決め手はありましたか?
知人にJimdoCafe 水前寺を紹介してもらい、ジンドゥー(Jimdo)ならブログのような感覚でホームページが作成できると聞いたのが決め手でした。以前パソコンを習っていた際にブログを作ったことはあったのですが、ホームページとなると通常は編集画面で情報の追加や更新を行い、閲覧ページで確認するため、操作や作成のハードルが高く感じていました。
しかし、ジンドゥーであれば複雑な操作は必要なく直感的に編集ができるため、定期的にサイト更新できるのが魅力的でした。
みやすいホームページは見る人の安心感につながる
Q. サイト作成でこだわった部分はありますか?
情報を整理し、デザインを整えることでホームページを見てくれた方に、安心感を与えられるサイトになるよう力をいれています。
■ユーザー目線を感じられるポイント
【見やすさUP】メニューでは提供しているサービスが一目でわかるようにシンプルに
【アクセス数UP】よく見られるページは画像付きリンクボタンとしてホームにおいて、アクセスしやすく
>詳細を見る
【すっきり感UP】多くてごちゃごちゃしそうなリンクは、おしゃれなリンクボタンでまとめて各ページに誘導
【安心感UP】値段別にまとめられた着物のカタログメニューは拡大表示もできるので、事前に着物を見る前に、事前にどんな着物があるのか見ておきたいというお客様に向けて作成。
現在は、古くなった写真のお着物の写真をアップデートしたり新しく増えたお着物の写真を更新中。
ジンドゥーでホームページを作成した当初は、2人体制で情報をどんどん追加していました。簡単に使えるからこそ、自分たちが思うことを追加しすぎてしまったんですよね。その結果、情報が探しづらく、見た目も不恰好だったんです。
そこで、5年ほど前に、JimdoCafe 水前寺に依頼してホームページのリニューアルを行っていただき、情報の整理、デザインの刷新を行いました。当初のサイトとはガラッと印象が変わりましたね。リニューアル後は、洗練されたかっこいいデザインをイメージして作成いただいたので、きちんとしたサイトへと生まれ変わったんです。その結果、リニューアル後はお問い合わせしてくれるお客さまにも変化がありました。最初は個人のお客さまからのお問い合わせが多かったんですが、リニューアル後は、テレビ局や大使館、大手旅行代理店、レコード会社などからの依頼が増えました。
久嶋美さちさんの「Itsuki no Komoriuta」PV内で衣装提供
内容ももちろん大事ですが、サイト全体のデザインの重要さも感じた出来事でした。どんなに素敵なコンテンツを掲載していてもデザインが崩れていると、お客様を不安にさせてしまう。ホームページは会社の顔であるため、きちんとした会社であることを伝えるためには整ったデザインであることも必要不可欠だと感じています。
【アクセス数UP】よくみられるページは画像付きリンクボタンに
Q. 情報を整理とのことですが、どのように整理されたのですか?
「着付けおたふく」のサイトは、ひとつのページで紹介している情報が多く、他のサイトに比べると比較的ページは多い方だと思います。フッター部分にすべてのページへのリンクを貼っていますが、その中でもよく見られているページ(需要のあるページ)については、ホームでテキストを入れた画像を使って、各ページへの入り口を作っています。
【安心感UP】事前に気になる着物をチェック
Q. 現在サイト作りで取り組んでいることはありますか?
新型コロナの影響で今までのように教室の運営ができなくなったため、この期間を有効に使おうと、在庫の整理やサイトに掲載するお着物の写真撮影などをしていました。
当店でお着物をレンタルする方も下見をしにいらっしゃるのですが、来店してからどのお着物にするかを決めるのでは、あまりにも時間がかかりすぎてしまうんです。お着物は洋服とは異なり着付けにも時間がかかりますから、数着試着するだけでも数時間かかることも。
そのため、今回のテコ入れでも下見がスムーズに行えるように、ホームページ上にお着物の写真を新しく撮ったり、どのようなページにするかを考えたりしています。
また、ホームページ上でお着物の選択からレンタルの予約を行えるようにも導線を作りました。
お着物を着るお客様の中には、下見する時間がない方もいるので、さまざまな層に利用してもらいやすくする上でも、お着物の写真追加は必要だと感じています。
【安心感UP】来場者の不安を軽減するためにブログ運用
Q. ブログではどのようなことを発信していますか?
着付け教室に対する不安を軽減できるように、着付け教室の様子を中心に綴っています。初めて着付けを始める方の中には、教室内でどのようなことをするのか、無駄に商品を買わされたりしないか、参加している年齢層はどれくらいなのかなど、不安に思うことがたくさんあると思うんです。
そのような方に向けて、「着付けおたふく」ではどのようなことを行なっているのかを、写真と文章を一緒に掲載しています。
特に50代の方は、体型の変化から、新しいファッションの楽しみとしてお着物に興味をもたれる方が多いようです。実家にお着物がありせっかくなので、着てみたいとお問い合わせいだだくこともあります。
オンラインにも対応して様々な需要に対応を
Q. 今後挑戦してみたいことはありますか?
オンラインレッスンもやっていきたいと思っています。新型コロナの影響でさまざまな業界でオンラインの需要が上がってきましたが、着付け業界もオンラインレッスンを始める教室が増えてきています。
着付けは、帯の締め具合など画面越しでは伝えきれないことがあるため、レッスンのうち数回は教室でのレッスンを行うなどして、オンラインでできないことを補っていきたいと思っています。遠方の方や車を持っていない方(着付けは荷物が多いため移動が大変)でも気軽に受講できるのは、オンラインのメリットですね。
教室でのレッスンもこれまで通り続けていきますが、オンラインレッスンの選択肢を増やすことで、どのような変化があるか楽しみです。
※ 本記事は2020年3月に開催したアンケートキャンペーンの一環でご協力いただいたインタビュー内容を元に作成しております。