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イベントサイト制作に必要な要素とは
イベントサイトを作れば,他媒体での広告以上に、広い地域の方にイベントの存在をアピールできます。
また、近年チラシやポスターなどでイベントの存在を知った方は、ネット検索し、公式ホームページを探して詳しい情報を得ようとする傾向があります。イベントの宣伝効果をさらに高めるため、イベントサイトを作ってより効果的に告知しましょう。
告知や開催情報、カレンダーなどは参加者にわかりやすく
イベントサイト上部ではスライド画像なども使い、イベント内容をわかりやすく告知します。
イベントへ行ってみようと思ったけれど、行き方や駐車場があるかがわからずに諦めてしまったことはないでしょうか。ホームページの中間部分には、詳しいアクセス情報をわかりやすく記載しましょう。
当初の予定から変更したスケジュールがあれば、カレンダーなどで一目でわかるようにしておきます。イベントサイトのお知らせや注意喚起は参加者全てが見てくれるとは限りませんが、明記しておくことで運営者の姿勢が伝わるでしょう。
独自ドメインが使えるか
ホームページのURLは、イベントサイトの看板のようなものです。せっかくですから無料でサーバーから付与されるURLではなく、独自ドメインにしてわかりやすくアピールしましょう。
無料のホームページ作成サービスでもイベントサイトは十分に作成可能ですが、多くの場合は独自ドメインは有料プランでないと使えません。最初は無料プランでイベントサイトを作成してみて、後で軌道に乗ってきてから有料プランに変更することもできます。
サブドメイン方式を採用しているサービスでしたら、「イベント名.xxx.com」のようなURLなら無料で使えます。
イベントサイトの一番下にはスタッフブログを
イベントサイトの最下部にはスタッフブログを入れ、日々の更新情報などを記載しましょう。この形式は企業ホームページでもよくみられます。
ブログには、イベントに参加したいと思うユーザーが検索して知りたいと思うことを盛り込みましょう。たとえばイベントに関連する語句をグーグルで検索し、一番下に表示される「〇〇に関連する検索キーワード」を使って記事を書いてみます。
また、スタッフ紹介をするなら下品になる表現は避け、書き手の性格がうかがい知れるような記事にします。イベントのこだわりポイントなどもあると、PRに役立てられるでしょう。
イベントサイトはどうやって運営すればいい?
イベントサイトは作って公開したあと、どう運営するかが大事です。複数のスタッフが協力し、ホームページをまめに更新できるようにしましょう。
公開後はSNSと連携してイベントサイトの存在を告知しましょう。ホームページのヘッダー部分に指定のコードを入れると、FacebookやTwitterの投稿内に写真と文章を表示させる「OGP」ができ、インパクトのある告知が可能です。
たとえばJimdoでは作成したホームページに背景画像を設定しているだけで、その背景画像をSNSの投稿に自動で表示してくれます。
イベントサイトは複数のメンバーが編集できるように
イベントサイトは、複数のメンバーが編集できるようにすることをおすすめします。ホームページの担当者が1人だけでは、全ての更新作業をするには負担が大きすぎるかもしれません。
とくに前述したスタッフブログは、気づきやネタを思いついた人が率先して更新できるようにしておきます。ホームページ作成サービスにも複数人が更新できるものがあるので、利用してみてはいかがでしょうか。
アクセス解析でイベントサイトが見られているか確認を
イベントサイトを作ったら、実際にそれがユーザーに見られているかを確認しましょう。多くのホームページ作成サービスでは、アクセス解析ツールを提供しています。
アクセス解析を見れば、ホームページに訪れたユーザー数だけでなく、どこの地域の人でどんなデバイスから、ウェブ上のどこから閲覧したのかも把握できます。過去のデータと比較し、週や月単位などのある程度長期間で区切ってみた方が、状況の全体像をとらえられるでしょう。
アクセス解析の内容はメンバー全員で共有し、議論の場を設けて、イベントサイトの問題点を改善しましょう。
イベントサイト向けテンプレートがあるホームページ作成サービスまとめ
イベントサイトの作り方がわからない、ホームページを作ったことがない方でも、作成サービスのテンプレートを利用すれば簡単に実現できます。好みのデザインテンプレートを選んだら、あとは写真や情報を入力してイベントサイトを仕上げましょう。
多くのホームページ作成サービスは自動でスマートフォン対応も可能なので、ユーザーはどこからでもイベント情報をチェックできます。SNSと連携できるツールを使えば、イベント開催をさらに多くの人に知ってもらえます。
独自ドメインは有料プランで利用可能なので、サービスを選ぶときは料金プランも比較しましょう。最初は無料プランでイベントサイトを作成し、手応えを感じてから有料プランに切り替えてもよいかもしれません。
(1)ジンドゥー(Jimdo)
出典:ジンドゥー(Jimdo)
ジンドゥーでは、簡単にイベントサイトを作成できます。イベントの開催日などの告知、新着情報を紹介するための写真と文章が掲載できるのはもちろん、ユーザーからのお問い合わせフォームとSNS連携など、必要な機能は揃っています。
ホームページのレイアウト(テンプレート)が豊富で、選ぶだけで好みのデザインのページが完成します。
Googleマップを挿入して、イベントのアクセス情報を充実させましょう。イベントの会場案内などのPDFを作成して掲載しておけば、参加者の方にダウンロードしてもらうこともできます。
(2)ペライチ
出典:ペライチ
ペライチは、シンプルな1ページだけのホームページを手間なく作成できるサービスです。イベントサイトは告知内容がユーザーにわかりやすいことが大切なので、複数ページよりも1ページ構成の方が向いています。
プロがデザインしたテンプレートから好みのものを選び、画像とテキストを挿入するだけ。ホームページデザインの専門知識がない方でも、簡単に制作できます。
独自ドメインやSNS連携、アクセス解析などは有料プランからでないと利用できないので、まずは無料で使い心地などを試してみて、有料に切り替えるとよいでしょう。
(3)ウィックス(Wix)
出典:ウィックス(Wix)
ウィックスは直感的な操作でホームページが作成できるサービスです。「Wixエディタ」ではドラッグとドロップで要素を動かし、簡単にイベントサイトを構成できます。
YouTube動画やGoogleマップの埋め込み、SNS連携など必要な機能は「アプリ」で追加できます。アクセス解析も無料で利用でき、ホームページの改善が効率的に行えます。
「Wix イベント」ではイベント招待メールの送信や申込済みのユーザーを管理するゲストリストの機能も。チケット販売も、ホームページから直接できて便利です。
イベントサイト向けのWebデザインが簡単に叶うテンプレートを利用しよう
イベントサイトは、オンラインで多くの人に告知できる販促ツールです。検索からのユーザーにイベント内容を知ってもらえるよう、わかりやすいホームページ作りを目指しましょう。
イベントサイトは作って終わりでなく、ページの更新などを行いながら運営していくことが大切です。ホームページ作成サービスは作成のしやすさに加え、維持や運営のしやすさもポイントにして選びましょう。