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企画やセミナー開催の魅力と情報を伝える「イベントページ」
イベントページとは、セミナーやフェア・ライブなどさまざまなイベントを紹介するホームページです。
イベント概要や参加費用・会場を掲載し集客を目指します。多くの方にイベントに参加してもらうには、イベントの魅力や参加するメリットを伝えなければなりません。
今回はこれからイベントページを作成する方に向けて、3つのホームページ作成ツールを紹介します。初心者でも比較的簡単にイベントページを作れますので、さっそくチャレンジしてみてください。
イベントページにおすすめのホームページ作成ツール1:Facebook(フェイスブック)
イベントページの手軽な作成ツールとして人気があるのが、Facebookです。
既にFacebookの個人アカウントやビジネス用のアカウントをお持ちの方は、作成方法も参考にしながらイベントページを作ってみましょう。
「顧客と事前にコミュニケーションを取れる」のはFacebookの強み
Facebookのイベントページは、個人アカウントページやビジネス用のアカウントページ、所属しているFacebookグループから作成できます。セミナーやフェアの内容に合わせて各アカウントページからイベント概要を発信することで、ターゲット層となるユーザーに効率よく宣伝できます。
Facebookのイベントページでは、メッセージ機能であるMessengerを付ければ、ユーザーとコミュニケーションを取ることもできます。ユーザーとメッセージのやり取りが行えれば、イベント参加に悩んでいる方からの質問や不安なことに答えられて、集客に繋がるケースもあります。
Facebookでイベントページを作れば、イベントに興味を持ってくれた方たちと交友関係を築けるメリットもあります。
デメリットはFacebookの運用・管理が必要なこと
Facebookでイベントページを作成するデメリットは、アカウントページの運用です。
SNSは常に新しい情報が流れているため、投稿を怠ると印象があまりよくありません。日頃から情報を更新したり、アカウントページを多くの方に見てもらうためにトレンドを取り上げたりしながら、イベントページを運用していく必要があります。
また、コメント機能やMessengerのメッセージ機能でユーザーから連絡をもらった場合、迅速に対応しなければ印象は悪くなります。アカウントページの更新作業やユーザー対応をする手間や時間がかかる点が、Facebookのデメリットでしょう。
Facebookのイベントページは、ユーザーと直接コミュニケーションが取れる点はメリットであり、デメリットでもあるといえます。
Facebookのイベントページの作り方
Facebookでイベントページを作成する方法を紹介します。
- ニュースフィールドにあるメニュー(左側)から【イベント】をクリックしてください。
- 【+イベントを作成】をクリックし、【公開イベント】を選択します。
- 【次へ】をクリックするとイベント情報を記入するページに移ります。
- 「必要事項」をすべて入力しましょう。
- 協働主催者やイベントスケジュール・チケット販売情報を追加することもできます。
- すべての記入が終わったら【作成】をクリックしてイベント作成は完了です。
【オプション】をクリックすると、投稿(コメント)の設定やメッセージ機能の設定ができるのでぜひ活用してください。
イベントページにおすすめのホームページ作成ツール2:WiX
WiXもイベントページでよく使われているホームページ作成ツールです。WiXでイベントページを作るメリットとデメリットをわかりやすく解説します。
制作費用を抑えたい方におすすめなのがWiX
WiXはホームページ作成の費用がリーズナブルなため、人気があります。
WiXはプログラミングやコーディングがほとんど必要ないので、他のホームページ作成ツールに比べて制作費用が安い傾向にあります。ただし、規模の大きいホームページを作成する場合はこの限りではありません。
イベントページやランディングページ制作など、ページ数が少ないホームページの場合は費用を抑えられる可能性があります。コストを比較したい場合は、自分の作成するホームページに必要なページ数や規模から必要経費を見比べてください。
デザインテンプレートがあるから初心者でもホームページを作りやすい
WiXはデザインテンプレートが豊富なホームページ作成ツールです。イベントページのテンプレートをはじめ、ブログや動画配信向けのデザインが展開されています。
イベントページ向けのテンプレートでは「セミナー&ミートアップ」や、「開催地・会場」「イベント企画」など、複数のカテゴリからテンプレートを選べます。ホームページデザインを1から自分で構築すると時間や費用がかかるので、デザインテンプレートを利用できるのは嬉しいポイントでしょう。
WiXで考えられるデメリットは「サービス停止」の可能性
WiXのデメリットとして留意しておきたいのが、「万が一WiXのサービスが停止した場合、作成したホームページがなくなる」という点です。
WiXの場合、ドメインや管理サーバーを全てWiX社に任せているので、WiX社がサービスを停止すると自動的にホームページも消滅してしまいます。ただし、WiXは既に上場企業に成長した会社なので、サービスが停止する可能性は低いと考えられています。
WiXのもう1つのデメリットは、オリジナル性が低い点です。デザインテンプレートには機能や設定に制限を設けている場合があるので、ホームページ作成にこだわりがある方には不向きです。実際に運用しながら自分好みのホームページを作りたい方は、別のホームページ作成ツールも検討しましょう。
WiXのイベントページの作り方
イベントページを作成する前に、WiXに「新規登録」してください。登録は無料なので、イベントページに限らずこれからホームページを作る予定のある方は、アカウントを作っておくと便利です。
- サイトダッシュボードにある【イベントタブ】にアクセスしてから【+新しいイベント】をクリックしてください。
- 【イベント詳細タブ】から開催するイベントの情報を記入しましょう。(「イベントの詳細」「イベントの日時」「イベントの開催場所」など)
- オプショナルで【イベント用のチケット】を作成することも可能です。
- 【参加登録】をクリックし、イベント用の参加登録設定を行いましょう。(ゲストの定員数や参加申込フォームを細かく設定できます。)
- 最後に【メール設定】からイベントの自動メールを設定してイベントページ作成は完了です。
イベントページのおおまかな作成方法を紹介しましたが、各ステップで設定をカスタマイズできるので試してみてください。
イベントページにおすすめのホームページ作成ツール3:ペライチ
はじめてホームページを作成する方におすすめなのがペライチです。ペライチの魅力やイベントページ作成方法を紹介します。
ペライチがイベントページ作成で人気の理由は操作の簡易性
ペライチは、文字入力とクリックさえできればホームページが作成できるという操作の簡易性が大きな特徴です。必要事項をテキストで入力したり、アップしたい画像を選択したりするだけでホームページが作成できます。
HTMLやCSSなどの専門知識も必要ないので、ホームページの仕組みがわからない方でもイベントページが作成できます。パソコン操作が苦手な方でも、比較的簡単にイベントページを作成できるでしょう。
ペライチにはセミナー向けテンプレートが使える
セミナーやイベント向けのデザインテンプレートが使えるのもペライチの魅力です。
イベントページやランディングページなど、1ページ程度のホームページ作成に向いています。テンプレートはシンプルなデザインが多く、どんなイベント内容にも合わせやすいのもペライチの強みではないでしょうか。
ペライチは4つのプランが用意されており、テンプレートはプランに合わせて選べる数が決まっています。試しにイベントページを作成してみたいという方や、ペライチの使い勝手を試してみたいという方は無料プランからはじめてみてください。
ペライチのデメリットは無料公開できるのが1ページのみであること
ペライチのデメリットは、ページ数制限です。プランによって公開できるページ数が決まっており、無料プランでは1ページだけしか公開できません。ペライチの4つのプランの公開可能ページを以下にまとめました。
- スタートプラン(無料):1ページ
- ライトプラン(980円/月):3ページ
- レギュラープラン(1,980円/月):5ページ
- ビジネスプラン(2980円/月):10ページ
(※料金はすべて公式サイトから2020年11月時点の税抜価格を参考にしています。)
複数のイベントページを作成したい場合コストが高くなる可能性もあるので、価格重視の方は他のホームページ作成ツールと比較しながら検討してください。
ペライチのイベントページの作り方
ペライチを利用する前に、あらかじめメールアドレスとパスワードを新規登録してください。
- テンプレート一覧ページから画面左下にある【セミナー】【イベント】にチェックを入れ、テンプレートを選びます。
- テンプレートを選んだら【いますぐ編集を始める】をクリック
- 編集を始めるとコンテンツが現れるので、画像やテキストなどを自分の開催するイベント情報に書き換えます。
- ブロックの追加や画像のアップロードなどは基本的「クリック」または「ドラッグ&ドロップ」で操作可能です。
- 必要事項を記入してイベントページが完成したら【公開する】をクリックすればイベントページの完成です。
操作方法はいたってシンプルなので、実際にイベントページを作成しながら細かな設定を試してみてください。
便利なツールを活用!イベントページを作成して参加者を集おう
イベントページは、記事で紹介したホームページ作成ツールを使えば簡単に作れます。セミナーやフェア・ライブなどの魅力を記載し、集客を目指しましょう。
はじめてイベントページを作成する方は、無料のホームページ作成ツールから試すことをおすすめします。
使い勝手に慣れてきたら有料サービスも活用しながら、効率的にイベントをアピールしてください。