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ワードプレスでホームページ制作の費用目安

ワードプレスのホームページ制作っていくらかかるの?

ワードプレスでホームページを作る際の費用は、自分で制作するか専門業者に依頼するかで料金が異なります。ワードプレスそのものは無料のサービスなので、利用に費用はかかりません。ただし、ドメインやサーバーなど必要な経費はあるので、費用が気になる方はしっかりと下調べをしてください。これからホームページを作成する方は、ワードプレスのバージョンアップや保守に関する値段も確認しておくと安心です。

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ワードプレスでのホームページ制作依頼する費用相場は?

ワードプレス 費用

ワードプレスは個人で構築することも可能ですが、効率的に集客を狙いたい場合や、売り上げアップを目指したい場合は、専門の制作会社に依頼する方法があります。ワードプレスの構築を制作会社に依頼する際の費用の相場は10~30万円。規模の大きなホームページを作成する場合は、80万円以上かかることもあります。イニシャルコストはかかりますが、ワードプレスの特徴をよく理解している方が構築してくれるので、安心して任せられるでしょう。

 

予算が20万円以下の場合は、フリーランスのエンジニアや個人事業主に依頼する方法があります。費用は使用するテンプレートやデザインなど内容によって異なるので、予算内で構築を依頼したい場合は、外注先と相談してください。

どんな費用が主にかかる?

ワードプレス自体の利用料金は無料です。ただし、ワードプレスを利用するために必要な準備には費用がかかります。ワードプレスを構築する際に必要な費用は大きく分けて3つ。費用相場について詳しく紹介します。

① サイト作成で共通して必要な項目

一般的にホームページを作成するために必要な項目として、「デザイン」や「コーディング」があります。デザインとはワードプレスでいうテンプレート「テーマ」。ホームページの全体的なイメージを構築する重要な構築です。

 

テーマは有料と無料のものがあり、有料のデザインテンプレートは数千円から提供されています。オリジナル性を重視したい方であれば、1からデザインテンプレートを作る必要があります。専門的な知識や技術がない方は、制作会社に依頼することになります。依頼した場合の費用の相場はシンプルなもので20,000円から制作しています。レスポンシブデザイン対応のデザインであれば、より費用は高くなります。構築するデザインに複雑な構築作業が必要であれば、10万円以上の費用がかかるケースもあります。

 

コーディング費用はデザイン制作費に含まれているケースが多いです。コーディングにかかる費用が気になる方は、制作依頼を検討している会社からプランの詳細をチェックしてください。

② ワードプレス利用で必要な項目

ワードプレス特有の費用として「システム構築費」や「テーマ導入」「カスタマイズ」「プラグイン」があります。システム構築とは、ワードプレスの導入や初期設定に関わる一連の工程を含めた作業。制作会社にシステム構築を依頼する方も多く、ホームページの目的によって費用が異なります。

 

ワードプレスは各々でカスタマイズすれば、ホームページにデザインやレイアウトなどのオリジナルティを加えられます。ホームページをカスタマイズするには、CSSやPHPと呼ばれるコードを使います。ホームページ制作が初心者の方は、制作会社に依頼するとよいでしょう。トップページやコンテンツなどカスタマイズする箇所によって費用は異なりますが、サイト内検索などの一部機能の追加であれば、15,000円程度から請け負っている会社もあります。

 

プラグインとは、ワードプレスをカスタマイズするためのプログラム。個人でもスマホアプリのように簡単にダウンロード可能ですが、プラグインによっては複雑な初期設定が必要な場合も。制作会社に最適なプラグインの導入や設定を行ってもらう場合、費用は5,000円から。プラグインそのものが有料サービスの場合は、さらに利用料が上乗せされます。

③ サイト作成に必須なサーバー・ドメイン代

ワードプレスでホームページを作成する場合、サーバーやドメインの取得に費用がかかります。サーバーとは、ホームページの「土地」となる部分。会社によっては自社サーバーがあるところもありますが、個人や小規模会社で使うには莫大な費用がかかります。ワードプレスで使う場合、レンタルサーバーを利用するケースが多いです。無料のサーバーを使うこともできますが、コンテンツ内にたくさんの広告が掲載されたり、容量が少なすぎたりするデメリットがあります。

 

ドメイン代もワードプレスに必要な費用。ドメインとはホームページの「住所」を表すもので、ユーザーがホームページを訪れるための重要な役割を果たしています。サーバーとドメインの料金相場は以下にまとめましたので、参考にしてください。

  • サーバー(レンタル):500~5,000円/月
  • ドメイン(.jp):5,000~10,000円
  • ドメイン(.co.jp):10,000~30,000円
  • ドメイン(.net/.com):500~5,000円

ワードプレス利用には必須な保守・管理費用

ワードプレス利用には必須な保守・管理費用とは?

ワードプレス導入後は、保守管理も大切です。セキュリティ対策をはじめ、PHPやMySQLのデータベースのバージョンアップ・テーマやプラグインのバージョンアップなど、運用していくにはさまざまな管理が必要です。

 

バージョンアップ等は更新ボタンをクリックするだけなので簡単ですが、うかつにアップデートを繰り返すのは危険です。バージョンアップ作業中にホームページの動作が止まってしまったり、不具合を生じさせたりする可能性があります。保守管理が不安な方は、制作会社に依頼しましょう。ワードプレスの保守管理の費用相場は月額5,000〜30,000円。ホームページの運用予算と相談しながら制作会社に相談してみてはいかがですか。

ワードプレス以外のCMS比較

ワードプレスの代わりになるサービス紹介

CMSとは、Contents Management Systemの略。ワードプレスのように、HTMLなどの専門的な知識がなくてもホームページを作成できるツールのこと。CMSの中でも世界中でシェアされているのがワードプレスです。CMSはワードプレス以外にもたくさんの種類があり、それぞれの特徴や魅力から選ぶことが可能です。

 

有料、無料に分けて、数十社ある中でおすすめのCMSを紹介します

有料だけど知識いらずで簡単に利用できるCMS

利用料金はどちらも月額/数千円ほどで利用できるので、制作会社に依頼せずに本格的なホームページを作成できます。それぞれの特徴を詳しく解説します。

ジンドゥー(Jimdo)

無料でも有料でもご利用いただけるCMS「ジンドゥー」
直感的な操作がメリットのジンドゥー(Jimdo)

ジンドゥー(Jimdo)は初心者でも簡単にホームページが作成できるCMSの1つ。難しいコーディング作業はなく、手軽にインターネットショップやブログを開設できます。シンプルで見やすいデザインが豊富で、スマホやパソコンなどあらゆるデバイスに対応できるのが特徴です。

 

コーディング作業ができる方向けに最適なエディターも提供しているので、初心者から上級者までユーザー満足度が高いCMS。サポート体制も整っているので、気になる方はさっそく公式ホームページから詳細をチェックしてください。

Wix(ウィックス)

ウェブサイトの作り方を目的や用途別に紹介!おすすめ作成サービスも
ウィックス(Wix)の魅力はホームページデザインテンプレートの多さ

Wixは、操作性の良さから人気のあるCMSです。ドラッグ&ドロップで自由にホームページを編集でき、パソコン初心者にもおすすめ。

 

テンプレートは数百種類の中から選べるので、自分好みのデザインと出会えるでしょう。難しいコーディング作業は不要なので、知識がなくても安心です。モバイル最適化も採用しているので、ホームページを訪問するユーザーに見やすく使いやすいコンテンツを提供できます。

無料で使えるCMS

ワードプレスと同じく、無料で利用できるCMSは複数あります。無料CMSの中で人気の5社をピックアップしました。

  • Drupal
  • concrete
  • MovableType
  • Joomla!
  • EC-CUBE

これらのCMSは無料で使えるのが魅力ですが、MovableTypeやDrupal、concreteなどはデータベースの利用が必要なので、初心者には難易度が高いかもしれません。ホームページは長期的に運用管理していくことを前提に、使い勝手が合うCMSを利用することが大切です。

まとめ

ワードプレスのロゴマーク

ワードプレスのCMS利用料は無料です。ただし、サーバーやドメイン代など、ホームページ作成に必要な費用もあるので留意しておきましょう。ワードプレスのシステム構築やオリジナルデザインなどを制作会社に依頼する場合は、費用相場を参考に予算を立ててみてはいかがですか。

 

CMSはワードプレス以外にもたくさんのサービスがあるので、操作性の良さや好みのデザインなどから自分に合ったCMSを見つけてください。