近年ホームページを簡単に作成できるサービスが多数展開されていますが、中でも注目を集めているのが「ワードプレス」と「Wix」、そして「ジンドゥー」です。
いずれも優れたサービスであり利用を検討されている方も多いかと思いますが、
「それぞれの違いが分からない…」
「どのサービスが自分の目的に合っているのか分からない…」
とお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はワードプレス・Wix・ジンドゥーの3つのサービスについて、それぞれの違いやメリット・デメリットから、どのような人・用途に向いているかまで徹底解説します。
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結局どれがおすすめ?ワードプレス・Wix・ジンドゥーを比較
ホームページを作るとなると必ず名前があがるワードプレスとWix、そしてジンドゥー(Jimdo)ですが、結論から言うと本格的にホームページを作成・運営したいならワードプレスが、簡単・すぐにホームページを始めたいならジンドゥー(Jimdo)がおすすめです。
Wixについては2つの中間に位置していると考えて問題ないでしょう。
いずれもCMSとして「専門知識が不要で簡単」「スピーディーなホームページ展開が可能」といった特徴は共通で備えていますが、3つのサービスの中でさらにそれぞれの特徴を比較すると以下のようになります。
[補足] CMSとは「Contents Management System(コンテンツマネジメントシステム)」の略で、HTMLなど専門知識がなくても簡単にホームページの制作や管理が行えるシステムのことです。
ワードプレス・Wix・ジンドゥーは何が違う?
このように、WordPressは「自由度」が最も優れている反面「簡単さ」や「サポート」については難があり、ジンドゥーはそれらが最も優れている反面「自由度」で劣ります。
Wixに関しては、良くも悪くも突出した部分が無いことがお分かりいただけるのではないでしょうか。
ここではまず上の比較表をもとに、それぞれの違いやどのような人に向いているかについてさらに詳しく解説していきます。
ワードプレス・Wix・ジンドゥーは何が違う?
ワードプレス、Wix、ジンドゥーの違いについて、先ほどの比較表を踏まえて詳しく見ていきましょう。
コスト
いずれも無料で始められますが、コストのかかり方が異なります。
ホームページにはドメインとサーバーが必要でありそれぞれ費用がかかりますが、WixやJimdoではサーバー代がかからない一方WordPressには別途サーバー代が必要です。
ただし独自ドメインを設定する場合Wix・Jimdoは有料プランを利用する必要がある一方で、WordPressは完全無料ですべての機能が利用できるため独自ドメインの設定も無料で行えます。
つまり、WordPressにはサーバー代が必要であり、Wixやジンドゥーには独自ドメイン設定などの機能解放のための有料プラン代が必要であるということです。
ちなみにドメイン代やサーバー代、有料プラン料金などをすべて踏まえて考えると、年間の利用料としてはWordPressが2万円程度、WixやJimdoはプランによって異なるため1万円~3万円程度となります。
ただしWixやJimdoが機能拡張のために追加費用が必要である一方WordPressにはそういった費用が一切不要であるため、利用する上でのコストとしてはWordPressが最も優れていると言えるでしょう。
簡単さ
いずれもCMSのため簡単にホームページ作成・運用が可能ですが、3つの内で比較するとそれぞれの難易度は全く異なります。
まずホームページ作成にあたって、Wixやジンドゥーではサーバー契約・管理が不要である一方WordPressでは必要です。この際PHPやMySQLといった専門的な知識が必要となる場合もあるため、難しさを感じることもあるでしょう。
またホームページ設計についてもWixやジンドゥーがAIビルダーなど非常に簡単に行えるようになっている一方、WordPressでは内容によってはHTMLやCSSなどの専門的な知識が必要となる場合があります。
このようにWix・ジンドゥーは非常に簡単にホームページの作成・運用が可能である一方、WordPressは内容によっては専門的な知識が必要です。
中でもジンドゥーはほとんどマウスによる直感的な操作が可能なため、最も簡単なホームページ作成サービスであると言えます。
自由度
ホームページで実現できるデザインや機能などの自由度については、テンプレートやプラグイン、カスタマイズ性による非常に大きな違いがあります。
テンプレートとは主にホームページのデザインを決める「ひな形」のようなものですが、Wixが800種類程度、ジンドゥーが40種類程度である一方、WordPressには8,800種類を超えるテンプレートが用意されています。
またこれらはワードプレスのホームページ上で紹介されている無料テンプレートであり、数千円~2万円程度で購入できる有料テンプレートも多数開発されています。
さらにWordPressにはSEO・セキュリティ対策やショッピングカート追加などの機能を追加するプラグインが59,000種類以上存在し、これらを掛け合わせることで独自のホームページ設計が可能です。
またHTMLやCSSの知識がある方は、さらに自由なホームページを実現できるでしょう。
このように文字通りケタ違いのテンプレート数・プラグイン数から、自由度に関してはWordPressが最も優れていると言えます。
利用者数
利用者数についても、まさに「ケタ」による違いがあります。
WordPressはCMSの代表格として名高いですが、なんと世界の全ホームページの42.7%がWordPressで作成されています。
【参考】W3Techs - Usage statistics of content management systems
(※記載の数値は2021年10月11日時点のもの。)
また利用者数が多いことでフォーラムが活発であったり、書籍やインターネット上に情報量が多かったりすることも魅力です。
ある程度知識があり自身で調べたり学んだりすることができる方にとっては、嬉しい環境であると言えるでしょう。
このようにWixやジンドゥーと比較にならない程のシェアを有しているため、利用者数ではワードプレスが最も優れていると言えます。
サポート
サポートについては、オープンソースのWordPressと企業によって提供されているサービスであるWix・ジンドゥーとで大きな違いがあります。
WordPressはオープンソースといってプログラムが一般公開されているシステムであり、メールサポートはあるものの基本的にユーザー自身またはユーザー同士による解決が求められます。
一方でWixやジンドゥーは企業によって提供・運営されているホームページ作成サービスであるため、サポート体制が整っているといえるでしょう。
中でもジンドゥーは日本での提供を株式会社KDDIウェブコミュニケーションズが行っているため、日本語でのサポートも手厚く最もサポート面で優れていると言えます。
それぞれどのような人に向いている?
これまで見てきた違いを踏まえると、ワードプレスとWix・ジンドゥーはそれぞれ以下のような方におすすめのサービスであると言えます。
- 調べたり、学習したりできる人
- 本格的なホームページを作成したい人
- 簡単・すぐにホームページを始めたい人
- 小規模ホームページなどを作成したい人
ワードプレスがおすすめな人
ワードプレスは、調べたり学習したりしながらでも本格的なホームページを作成したい方におすすめです。
ワードプレスを活用してホームページを作り込みたい場合は専門的な知識に加えてエラーなどに直面した際の検索力・対応力が求められますが、先述の通り利用者が多い分情報量も多いため自身で調べたり学習できたりする場合は問題ありません。
またワードプレスはSEO対策が行いやすく拡張性も高いほか、データのバックアップも可能です。
このためデザイン・機能性ともに独自のホームページが展開できる上、ハッキングなどの攻撃を受けた場合の復元やほかのサービスを利用したいと考えた場合の移行も簡単に行えます。
このようにワードプレスは対応さえできれば規模・内容ともに優れたホームページ展開が可能なため、用途としては本格的なブログやメディアサイトに向いていると言えるでしょう。
Wix・ジンドゥーがおすすめな人
Wixやジンドゥーは、小規模なホームページを簡単・すぐに始めたい方におすすめです。
Wixやジンドゥーの魅力はとにかく簡単にホームページが作成できる点ですが、簡単だからと言って決してデザイン性や機能性で劣っているわけではありません。
豊富な作成方法やテンプレートによってスタイリッシュなホームページ作成が可能なほか、有料プランを活用することでSEO対策やネットショップ機能など機能的にも優れたホームページを作成できます。
またWixには電話サポートがありジンドゥーは日本語でのサポートに優れているなど、サポートが充実しているため安心して簡単にホームページが展開できる点も魅力です。
このようにWixやジンドゥーはサポートも手厚く非常に使いやすいサービスであるため、小規模の企業ホームページやポートフォリオ、ネットショップなどに向いていると言えるでしょう。
ワードプレス(WordPress)のメリット・デメリット
ワードプレスは利用料金が無料でありながらデザイン性・機能性に優れた独自の本格ホームページが作れる点がメリットですが、基本的に自己解決が求められるなど難易度が高い点がデメリットです。
自分にはワードプレスは向いてる?などより具体的に知りたい場合は「初心者には難しい?ワードプレスでホームページ作成するメリット・デメリット」を参照ください。
ワードプレスのメリット
ワードプレスのメリットとしては、以下の5点があげられます。
- 無料で利用できる
- 独自性の高いホームページが作成できる
- SEO対策に強い
- 利用者が多く情報量が多い
- データのバックアップが取れる
無料で利用できる
ワードプレスではあらゆる機能を無料で利用でき、また無料のプラグインやテンプレートも豊富に用意されています。
これによりコストをかけずにホームページを展開することができるでしょう。
中でもSEO対策やブランディング、信頼性に繋がる独自ドメインの設定がWixやジンドゥーと異なり無料でできるのは特筆すべき点であり、特に商用利用の場合には大きなメリットとなります。
独自性の高いホームページが作成できる
ワードプレスには圧倒的な数のテンプレートやプラグインが用意されているため、デザイン性・機能性ともに独自性の高いホームページが作成できます。
HTMLやCSSといった専門的な知識やスキルがあればさらに細やかなカスタマイズを行うことができるほか、知識やスキルが無い場合でも有料テンプレートなどを活用することである程度の差別化が可能です。
SEO対策に強い
ワードプレスはデフォルトの状態でも基本的なSEO対策がカバーされた設計となっています。
またページの表示速度向上に寄与したりSEOスコアを算出したりするようなプラグインも多数存在するため、そういったプラグインなどを導入することでさらに高度なSEO対策が可能です。
利用者が多く情報量が多い
ワードプレスは利用者が多い分、書籍やインターネット、フォーラムなどで使い方やテクニック、エラー時の対処方法などの情報が多く公開・共有されています。
これまでお話してきたようなメリットを最大限活かすためにはある程度の知識が必要ですが、自身で調べられる意欲や時間がある場合は非常に優れたシステムであると言えるでしょう。
またワードプレスを通して自身の知識やスキルを磨いていくことで、ホームページ規模の拡大やサービスの変更を行いたいと思った際にもスムーズに対応できるようになります。
データのバックアップが取れる
ワードプレスはホームページ情報のバックアップを取ることができます。
バックアップが取れることで、先ほども触れたようにハッキングなどの攻撃を受けた場合の復元やほかのサービスを利用したいと考えた場合の移行が簡単に行えます。
Wixやジンドゥーと異なりバックアップしたデータをほかのサービスに移行できるため、ホームページリニューアルなどの場合も1からホームページを作り直す必要がありません。
ワードプレスのデメリット
ワードプレスのデメリットとしては、以下の4点があげられます。
- 専門知識が必要など敷居が高い
- 管理やメンテナスを自身で行わなければならない
- セキュリティ上のリスクがある
- サポートが薄い
専門知識が必要など敷居が高い
情報量が多い点をメリットとしてあげましたが、そうは言ってもやはり専門知識がある程度必要などWixやジンドゥーと比べて敷居が高い点はデメリットと言えるでしょう。
ワードプレスの強みである自由度やカスタマイズ性を十分に発揮するためには、専門的な知識や技術、あるいはそれらを身に付けるための対応力が必要です。
この辺りを十分に認識できていないと「本格的なホームページができると思ってワードプレスをはじめたが、思ったように上手くいかなかった」ということになりかねないため、十分に注意しましょう。
管理やメンテナンスを自分で行わなければならない
ワードプレスはWixやジンドゥーと異なり企業によってサービスとして提供されているわけではないため、管理やメンテナンスをすべて自分で行わなければなりません。
ホームページは運用が本番と言っても過言ではないためバージョンアップやセキュリティ対策といった管理・メンテナンスは非常に重要ですが、この点をすべて自分で行わなければならないことはホームページを始めたばかりの方にとっては少しハードルが高いと言えるでしょう。
セキュリティ上のリスクがある
ワードプレスは利用者の多いオープンソースのサービスという性質上、ハッキングなどの攻撃の標的とされやすいと言われています。
セキュリティアップデートは行われていますが、先述の通りアップデートは自身で行わなければなりません。
またさらにセキュリティを強固にするためには、セキュリティ対策プラグインの導入など独自の対策が必要です。
サポートが薄い
これまでデメリットとしてあげてきたようにワードプレスは不明点や管理・メンテナンス、セキュリティ上の課題に直面する機会が多いですが、サポートはメールのみで基本的には自己解決が求められます。
Wixやジンドゥーであれば各サービスの運営元・提供元による手厚いサポートが期待できるため、この点はワードプレスを利用する上で不安が残る点と言えるでしょう。
ジンドゥー(ジンドゥー)のメリット・デメリット
ジンドゥーは直感的な操作によって簡単にスタイリッシュなホームページが作成できる点がメリットですが、テンプレート数が少なく独自性のあるホームページを作ることは難しい点がデメリットです。
ジンドゥーのメリット
ジンドゥーのメリットとしては、以下の4点があげられます。
- 直感的な操作で簡単にホームページが作成できる
- テンプレートを途中で変更できる
- 日本語によるサポートが充実している・
- スマホからでも編集ができる
直感的な操作で簡単にホームページが作成できる
ジンドゥーはAIビルダーやドラッグアンドドロップによる直感的な操作により、初心者でも非常に簡単にホームページ作成ができます。
テンプレート数はワードプレスやWixと比べると劣るもののスタイリッシュなデザインが用意されており、また標準でレスポンシブ(スマホ)対応となっているなど機能面も小規模ホームページ作成などには十分であると言えます。
今回ご紹介しているようなCMSはいずれも簡単にホームページ作成ができることを売りにしていますが、CMSの中でも特に使いやすいのがジンドゥーです。
テンプレートを途中で変更できる
ジンドゥーでは適用したテンプレートを途中で変更することができます。
これによりリニューアルなど運用中にホームページデザインを変更したくなった場合も、簡単にデザイン変更を行うことができます。
またある程度はカスタマイズすることもできるため、テンプレート数が少ないながらも独自性を持たせることができるでしょう。
日本語によるサポートが充実している
ジンドゥーのサポートはメールのみとなっていますが、日本での提供を株式会社KDDIウェブコミュニケーションズが行っていることもあり日本語でのサポートが充実しています。
日本語であれば伝えたいことを正確に伝えたり求めている回答がすぐに得られたりする可能性が高くなるため、安心してホームページ作成・運用を行えるでしょう。
スマホからでも編集ができる
ジンドゥーではアプリを利用することで、iPhoneやandroidといったスマホからでも編集が行えます。
これにより急いで告知を行いたい場合や起こったことをタイムリーに伝えたい場合など、急な更新が必要な場合にも問題なく対応できます。
また、出先でホームページを確認していて修正したい点があった場合にもすぐに対応できるでしょう。
ジンドゥーのデメリット
ジンドゥーのデメリットとしては、以下の3点があげられます。
- テンプレート数が少なくカスタマイズ性が乏しい
- バックアップ機能がない
- 無料プランの場合放置してしまうとデータが消える
テンプレート数が少なくカスタマイズ性が乏しい
小規模ホームページにおいてはあまり問題ないかと思いますが、やはりワードプレスやWixと比べるとテンプレート数が40種類程度と少なくカスタマイズ性が乏しい点はデメリットと言えるでしょう。
このため自身の目的やイメージに合ったホームページデザインが実現できなかったり、差別化を図ることが難しかったりといったリスクが考えられます。
バックアップ機能がない
ジンドゥーにはデータのバックアップ機能がないため、誤ってコンテンツを削除してしまった場合作り直さなければなりません。
またバックアップが取れないことで、ワードプレスなどほかのサービスにデータを移行することができない点にも注意が必要です。
無料プランの場合放置してしまうとデータが消える
バックアップ機能に関連して、無料プランの場合は180日間ログインしていなければデータが消えてしまう点には注意が必要です。データが消えてしまうと1から作り直さなければならず顧客・ユーザー獲得も1からとなるため、定期的にログインしなければなりません。
Wixのメリット・デメリット
Wixは豊富なテンプレートや機能拡張に加えて電話サポートがある点がメリットですが、ジンドゥーと比べると操作が難しく無料・下位プランでは制限が厳しい点がデメリットです。
Wixのメリット
Wixのメリットとしては、以下の3点があげられます。
- テンプレートや機能拡張アプリが豊富
- 電話サポートがある
- 知名度が高くユーザーも多い
テンプレートや機能拡張アプリが豊富
ワードプレスと比べると劣るものの、Wixではデザインテンプレートやアプリと呼ばれる機能拡張が豊富に用意されています。
画像ギャラリーやアニメーションといったスタイリッシュな視覚効果やお問い合わせフォーム・コメント欄設置などの優れたデザイン・機能がマウスによる操作で簡単に追加できる点は大きなメリットと言えるでしょう。
電話サポートがある
Wixにはワードプレスやジンドゥーのようなメールサポートだけでなく、電話サポートも用意されています。
電話で不明点について問い合わせたりアドバイスをもらったりすることで、早く正確にホームページ上の課題を解決できるだけでなく安心してサービスを利用できるでしょう。
知名度が高くユーザーも多い
ワードプレスの圧倒的なシェアと比べると劣るものの、Wixも世界6位のシェアを誇るサービスです。
ユーザーが多いことでほかのユーザーによるホームページを参考にするといったことも可能であり、また多くのユーザーに愛され残って来たサービスという点で安心して利用を続けることもできるでしょう。
Wixのデメリット
Wixのデメリットとしては、以下の3点があげられます。
- ジンドゥーと比べると操作が難しい
- テンプレートが途中で変更できない
- 無料、下位プランでの制限が厳しい
ジンドゥーと比べると操作が難しい
先述の通りWixはデザイン性・機能性に優れたホームページを簡単に作成できる点がメリットですが、ジンドゥーと比べると操作が難しく感じられる点がデメリットと言えます。
テンプレートもアプリも豊富で拡張性に優れますが、その分多くの選択肢の中から適切なものを選び取って活用するだけの知識や技術が求められる点には注意が必要です。
テンプレートが途中で変更できない
Wixはジンドゥーと異なり途中でテンプレートを変更できません。
このためリニューアルなど運用中にホームページデザインを変更したくなった場合、対応が難しい点には注意しましょう。
どうしてもテンプレートを変更したい場合は、新しくホームページを作成する必要があります。
無料、下位プランでの制限が厳しい
Wixには無料プランから上位プランまでさまざまなプランが用意されていますが、無料プランや下位プランでは機能的な制限が厳しい点には注意が必要です。
広告非表示や独自ドメイン設定ができる月額900円の「ベーシック」プランでも帯域幅が2GB、データ容量が3GBとなっており、正直心許ないと言えるでしょう。
(比較として月額965円のジンドゥー「PRO」プランの場合、帯域幅・サーバー容量ともに5GBとなっています。)
※上記の価格は2021年11月現在の価格です。
まとめ
今回はWordPress・Wix・ジンドゥーの3つのサービスについて、それぞれの違いやメリット・デメリットから、どのような人・用途に向いているかまで解説しました。
専門知識が必要でも本格的なホームページを作成したい方はWordPressを、シンプルな作りであっても簡単・すぐにホームページを始めたい方はジンドゥーを使うことをおすすめします。
あるいは、3つの中では突出した特徴がないもののバランスのとれたWixを使ってみてご自身の熱意やできること・できないことを確認してみるのも良いでしょう。
いずれも優れたサービスであることは間違いないため、今回の内容をご参考にご自身に合った最適のサービスを選んでみてください!