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プレスキットってなに?広報活動を円滑化するために必要な掲載すべき情報とは

ジンドゥーを使って広報活動を活性化させる方法!

報道系メディアが書いた記事や口コミによる評価は、広告の出稿よりも宣伝効果が高い場合があります。ホームページへの流入やブランドの認知に繋がるだけではなく、確固とした地位のある(有名で誰もが知るような)サイトで言及されることで、見込み客の信頼を得ることもできるでしょう。

 

しかし、上記のようなサイトでフェイクニュースが流れる可能性も全くのゼロはありません。そのような事態を防ぐためにも、発信して欲しい情報を盛り込んだ「プレスキット」を用意しておくとよいでしょう。プレスキットは普段はホームページに掲載しておくこともできますし、イベントなどでは印刷などして配ってもよいでしょう。

 

そもそも「プレスキット」とは何でしょうか。この記事では、「プレスキット」を使って、あなたの事業やブランドの広報活動を活性化し、ホームページ流入や認知につなげるための方法を解説していきます。

<目次リストを追加する領域>

プレスキットとは?

プレスキット(もしくはメディアキット)とは、事業をPRする際に記者や報道関係者に渡す、プロモーション用の資料や素材をひとまとめにしたデータファイルやホームページ上のページをさします。優れたプレスキットは、報道機関の関係者が商品や事業を把握できるように、事業内容だけでなく、報道機関の関係者が実際に記事に使用できるロゴやマーケティング資料も用意されています。

 


プレスキットはジャーナリストの為だけでなく、投資家やビジネスパートナー、ブロガー、インフルエンサーにとっても有益なものです。プレスキットのターゲットと目標に応じて具体的な情報とともに、誰にでも役立つ重要な情報を常に追加しておきましょう。

プレスキットを活用するメリットは?

プレスキットはあなたのホームページに存在する以上、消えることはありません。交流会やネットワーキングイベントなどで、あなたの事業やブランドをより多くの人に知ってもらうために役立ちます。

資料をまとめて渡すかURLを共有するだけで、ジャーナリストや出版社、プロモーター、ブロガー、インフルエンサーにあなたの事業内容を紹介できます。

ヒント:多くの大きな会議やイベントに参加するなら、ホームページにプレスキットを用意して、会場で会った記者や有名なインフルエンサーなどにリンクが載った名刺などを渡してみてもらうのはいかがでしょう。事業に関するすべての情報が入った名詞として使えるので便利です。

プレスキットの目的は?

どんなプレスキットも、ある決まったマーケティングの目的に向けて作成されています。キットの中身をどんなフォーマットにするかは、発信する情報によって異なります。

 

プレスキットを作成する前に肝心となる情報が、新商品の発表なのか、イベントの宣伝なのか、新規事業のお知らせなのかなど目的をしっかり決めておきましょう。目的が明確であれば、プレスキットにおさめる情報や画像を収集しましょう。

 

下記に3パターンのプレスキットを例として上げています。

  • 新商品販売
    プレスキットは新商品や新サービスの詳細を伝えるにはピッタリのツールです。新商品の特色、価格、どこで入手できるのかといった情報に集中できますし、すでに提供している商品やサービスについても、良い販促方法です。

  • イベントの宣伝
    キャンペーンイベントなどの集客に向けて、プレスキットに詳細を記載し、SNS等にシェアすることなど効果的です。ローカルの報道機関やブロガーなどにプレスキットを渡すことで、あらゆるチャンネルで情報発信が行われる可能性が高まります。

  • 事業の開業
    新しい事業を始めた場合、オンラインコミュニティーや地元紙にサービスについて紹介していただくため、プレスキットの共有が最も役立ちます。

プレスキットには何が含まれているべき?

どんなプレスキットにも必要不可欠なものがいくつかあります。

1.事業やブランドのストーリーやミッション

会社についてのストーリーを語ることは、会社のミッションや事業の裏にある「なぜ」(なぜ、その事業をしているのか)を他者に共有する機会となります。

 

一般的に、事業の物語としては会社の歴史や、ミッション、商品・サービスの簡潔な説明が含まれています。きちんとページの上部に置き、プレスキットの目的に合わせたものにしてください。

 

忙しいジャーナリストでもすぐさま、あなたの事業で何をしているところなのか概要がわかるよう100文字を上限にまとめましょう。

2.事業やブランドについての重要な統計と現状

プレスキットで達成したいと思っていることを裏付ける数字的根拠はありますか?プレスキットには会社やブランドの成長が業界に与えているインパクトを示すことができていると、より効果的です。例えば、以下の点について記述しましょう。

  • 会社(事業所)はどこにありますか?
  • 事業を始めてどれくらいですか?
  • 従業員は何人ですか?
  • サービス提供した顧客は何人ですか?
  • 資金はいくらですか?
  • 過去数年間の売り上げはいくらですか?
  • 突筆すべき取引先はありますか?
  • メディアで紹介されたことはありますか?
  • SNSのフォロワーは何人ですか?

ヒント:数字的根拠を理解しやすく、興味深くするためにインフォグラフィクスを使ってみるのがおすすめです。

3.高解像度の画像、ロゴ、メディア・ブランディング素材

 

報道機関に記事を書いてもらう最善の方法は、彼らが良記事を書くために必要な素材をすべて揃えておくことです。いいオンライン上のプレスキットでは、ダウンロードできる、ロゴ、画像、インフォグラフィクス、プロモーションビデオまで揃っています。

 

異なったフォーマット(例えば、png. とjpg.など)で高解像度のバージョンがあればなお良しです。またロゴは印刷も含めて複数のフォーマットで使用できるように、透過背景のものも用意しておきましょう。

ヒント:もし画像の使い方や使いどころについてブランドのガイドラインがあれば、必ずそれらを明示しておきましょう。

4.商品やサービスについての情報

商品を一つ以上取り扱っている場合、特に重要視するべきです。価格、サイズ、素材といった商品詳細を含め、提供している商品やサービスと、それぞれの利点について詳細に書くことができます。ミュージシャンなら、ここで曲が聴けるように、SpotifyやYouTube経由で曲を加えておきましょう。

ヒント:できるなら、ジャーナリストたちの興味を引くために無料サンプルを配り、商品の価値を知ってもらうのも手です。

5.メディア掲載実績

ブランドが取り上げられたり、何かしら書かれた記事、ブログ、インタビューを掲載しましょう。有名なメディアでの実績から始まり、そこに注目が行くよう、あまり重要でない小さな扱いのものはカットします。The Old Norseの例を見てみましょう。

The Old Norse プレスキットの例
The Old Norse プレスキット

6.問い合わせ先

ジャーナリストが事業を気に入ってくれて、宣伝したいと思ってくれた!となれば?記者は会社に連絡を取ろうとするでしょうし、いくつか聞きたいこともあるかもしれません。そんな時、彼らが連絡先を探し回らなくてもしておくことが重要です。

 

広報のメールアドレスや電話番号、所在地とともに、広報担当者やマーケティングの責任者の名前も書いておきましょう。ホームページのドメインやブランド名を使ったメールアドレスを作っておくといいですよ。事業に対しての信頼性や専門性が高く見えるだけでなく、報道関係者からの問い合わせと、お客様からの問い合わせを分けることができます。

7.新旧のプレスリリース

最新のプレスリリース以外にも、以前に送ったリリースがあれば、同じく掲載してると、商品発表、会社の最新情報、パートナーシップの締結など時系列で見ることができ、事業の発展の過程を示すのにも役立ちます。プレスリリースを送ることはジャーナリストたちにサイトやメディアキット(プレスキット)を見てもらうに有効な方法です。

8.チームの経歴

ブランドを裏で支える人々をアピールするには、最適な場所です。CEO、 創設者、幹部がいるなら、簡単な経歴といかに会社に貢献しているかを書いて、顔写真とともに掲載しましょう。その際に、そのプレスキットの目的を後押しするような部分は強調します。例えば、新商品の発売告知が目的であれば、製品部の幹部と、最新製品への貢献(関与)について言及しておくといった感じです。

ヒント:メディアキット(プレスキット)へのリンクをサイトのフッターに入れておきましょう。そうすれば、報道関係者や見込みのあるパートナーや投資家の目にいつでも止まります。

ジンドゥーのホームページにプレスキットを追加する方法は?

以下の手順に従って作業して行きます。

手順1:サイトにログインするかサイトを作成します。ジンドゥーのダッシュボードにサインインします。
手順2:プレスページを作ります。サイトに新しいページを追加するのですが、その際、見つけやすいように「メディアキット」や「プレスキット」、「プレス」といった名前をつけておきましょう。
手順3:中身とメディアを用意します。画像、プレスリリース、その他関係する資料・素材などを1箇所に集めます。ファイルダウンロード機能を使えば、ジャーナリストたちがキットの中身全部を一括ダウンロードできて便利です。
手順4:強力なCTA(行動喚起)ボタンを追加します。「報道関係の問い合わせはこちら」といったボタンをおくことで、メディア関係の人が連絡を取りやすくしておきましょう。

プレスキットを最適化する+α

FAQの追加:記者から受けるであろう質問はある程度予想できるでしょうから、それを問答集として載せておくといいでしょう。記者たちが記事を書く際に役立つだけでなく、会社にとっても記者とのやりとりをコントロールできますし、何より時間の節約、追加質問の抑制ができます。

 

お客様の声:自社のサイトで好意的な意見をしてくれたお客様がいるなら、名前やコメント、写真などを掲載しましょう。商品やサービスの質に対する「社会的根拠」になるだけでなく、ブランドのイメージも良く見えます。もちろん、情報掲載についてお客様の許可をとることは必要です。次回の注文で使える割引券や、感謝の意を込めたクーポンなど、何かしらのお礼を用意するとスムーズかもしれません。

 

引用文:自社のCEOが素晴らしい発言をしたり有益やコメントを発信したりしていませんか?ジャーナリストたちが記事に引用できるようなもので、プレスキットの目的に関連する言葉をキットに追加して見ましょう。