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まとめサイトとは、1つのテーマや話題などについての情報をわかりやすくまとめたものです。テーマは幅広く、芸能ネタやスポーツなどのエンタメ系や政治、経済、時事ネタ、さらにグルメや人気のテレビ番組など、さまざまなジャンルの情報や画像をまとめたサイトが多数あります。
インターネットで収集できる情報は膨大なので、1つのテーマや話題に関する情報だけが要約されているまとめサイトは、ユーザーにとって知りたい情報をすぐ得られることがメリットです。トピックによっては膨大なアクセス数が稼げるので、まとめサイトを運用する人が増えてきました。
まとめサイトの種類
まとめサイトにはさまざまな形式のものがあり、「普段よく閲覧するサイトも実は、まとめサイトだった」ということがあるかもしれません。企業が運営しているような大手のまとめサイトだけではなく、個人が発信しているまとめサイトもあります。
個人のまとめサイトでも、多くの人が関心を持っているテーマを扱い、アフィリエイトなどを組み込んで運営していくと、毎月一定の収入を得られるようになる可能性があります。副業としてまとめサイトを運営している人も少なくありません。
まとめサイトにはどんな種類があるのか、紹介しましょう。
1.まとめブログ
ブログを使用したまとめサイトが「まとめブログ」です。ブログに内容をコピペするだけで簡単に作れるので、個人で運営しているものによく見られます。とくに多いのが、巨大匿名掲示板2ch(現5ch)のスレッドをコピーしてまとめたもの。
関心の高いテーマで内容が見やすく整理されているブログはPV数が稼ぎやすいので、アフィリエイト広告を貼っておくと、それなりの収入が得られるようになることもあります。
しかし、アフィリリンクを貼ったまとめブログを運営する人が増えてきたために、現在5chは転載禁止となっています。まとめブログで使用する場合には許可が必要なので、注意しましょう。
2.キュレーション型サイト
キュレーション型のまとめサイトとは、複数のユーザーが集めた情報を、まとめて公開しているサイトをいいます。2020年9月にサイト終了することが発表された「NAVERまとめ」は、検索で上位に表示されることも多く、誰もが一度は見たことがあるのではないでしょうか。
キュレーション型のまとめサイトは、ユーザー登録をすれば誰でもまとめを作って投稿できます。好きなジャンルや関心の高いテーマに合わせて、情報や画像を収集し公開します。アクセス数や記事数が多くなれば、運営側から報酬を得られることもあります。
すでにサイトのベースができていて、ユーザーはテンプレートに従って投稿するだけなので、簡単に情報がまとめられるのがメリットです。個人で一からブログを作ってコツコツと記事を上げていくより、気軽に始めやすいでしょう。
3.まとめWiki
「まとめWiki」は、多くの人が情報提供することで成り立つ「Wiki」システムを採用したまとめサイトです。1つのテーマに対して、不特定多数のユーザーがインターネット上から簡単に編集や加筆でき、知っている情報を付け加えられます。
手軽に更新できるので、最新情報をスピーディーにまとめられる点がメリットです。情報が随時アップデートされていくゲームの攻略情報まとめなどに、よく利用されています。
まとめサイトの簡単な作成方法
まとめサイトは、自分でも簡単に作れます。まとめサイト作成に利用できるツールの中には、無料のツールもあります。まずは、まとめサイトを簡単に始められるツールについて見ていきましょう。
1.WordPressを使う
WordPressは、初心者でも簡単にホームページを作れる便利なツールで、近年非常に人気があります。
WordPressを使う場合、サーバー代とドメイン代が毎月それぞれ約1,000円ずつかかります。また、有料のテーマを使ってまとめサイトを作る場合には、別途その料金も必要です。
WordPressのメリットはなんといってもデザイン性やオリジナリティが出せるところです。初心者でも扱いやすく、自由にデザインができるので、他のまとめサイトと差別化をはかれるでしょう。またWordPressはSEOに強いので、アクセスを集めやすいというメリットもあります。
2.ツールを使う
5chのまとめサイトを作る時に、5chの膨大なスレッドやレスからテーマに関係のあるものを抜き出してまとめるには、5chのまとめサイト作成に特化したソフトやツールを使うといいでしょう。自動でスレッドや画像を取得できるタイプ(ワードプレス用プラグイン「まとめいる」)、コメントの自動抽出や編集ができるタイプ(ワードプレス用プラグイン「2.5ちゃんプレス」)などもあります。
定期的に記事を作成していくなら、ツールを使用したほうが断然作業効率が良くなります。有料のソフトもありますが、初心者はまずフリーソフトを使ってみるといいかもしれません。効率良くまとめサイトを作れる方法を探してみてください。
3.無料ブログサービスを使う
コストをかけずにすぐにまとめサイトを始めたいなら、無料ブログサービスを利用しましょう。アメブロやライブドアブログなどが代表的です。どの無料ブログでも操作や設定は難しくないので、登録すればすぐに始められます。テンプレートの数は少ないですが、デザインのカスタマイズが可能です。
デザインは、まとめるサイトの雰囲気やイメージなどに合わせて選びましょう。自分の趣味だけに走ってしまうと、アクセス数の伸び悩みにつながることもあります。無料ブログを使ってアクセスを稼いでいる他のまとめサイトを参考にしてもいいですね。
まとめる情報を決める
まとめサイトを作る準備が整ったら、どこから情報をまとめるかを決めましょう。最近は個人でもInstagram(インスタグラム)やTwitter(ツイッター)などのSNSで情報発信しているので、さまざまなところから情報を集めることが可能です。まとめる情報選びがアクセスや収入に大きく影響するので、事前にしっかりリサーチしましょう。
1.5ch系(2ch)
5chには数多くのスレッドがあるため、その情報をまとめた5chまとめサイトも数多く存在します。スレッドに対して関係ないレスも多数含まれているので、テーマに見合ったものを選別・編集して、読みやすくまとめましょう。
また、5chでは取り扱われているテーマが幅広いので、ジャンル選びも収益に関わってきます。ジャンルによってまとめサイトを訪れるユーザー層は変わるので、掲載する広告も考えたうえで決めましょう。
比較的簡単なのが、男女問わず幅広い年代の関心があるジャンルを選び、クリック型の広告をつける方法です。
2.YouTube
テーマに沿った動画を集めた、YouTubeの動画まとめサイトもおすすめです。YouTubeの動画共有部分にある埋め込みタグを使用すれば、外部のサイトでも再生可能です。WordPressのプラグインを使うと、自動で動画まとめサイトを作れます。
指定したキーワードを入れれば、自動で動画をまとめてくれるので便利ですが、そのままで収益は上がりません。自動で作成されたサイトは、Googleなどの検索エンジンで評価が低くなる傾向があり、上位表示が見込めないためです。
オリジナルのタイトルをつける、文章を書き足す、ハッシュタグをつけるなど、アクセスを稼ぐための工夫が必要です。また、SNSを活用してアクセスアップにつなげる方法もあります。
3.Twitter などのSNS
Twitter(ツイッター)やInstagram(インスタグラム)などのSNSは、有名人から一般人まで多くの人が使っています。なかでもTwitterは「つぶやき」がメインのSNSなので、特定のジャンルについてさまざまな情報を得やすく、まとめやすいでしょう。
Twitterのまとめサイトを作る時には、ツイート内容をコピペする方法、スクリーンショットを撮って貼りつける方法、ツイートの埋め込みタグを利用して貼り付ける方法があります。コピペやスクショの場合には、トラブルを防ぐためにも、ツイート元のアカウントやURLがわかる状態で貼り付けましょう。
検索サイトからのアクセスを考慮するなら、トレンドキーワードを活用するといいでしょう。
稼げるまとめサイトの作り方3つのコツ
まとめサイトで1番大切なのはマネタイズ(収益化)です。アフィリエイトをつけるだけで収益が上がるというものではありません。まとめ記事ばかり作っても、稼げないのでは意味がありませんよね。
稼げるまとめサイトを作るためには、押さえるべきポイントがあります。ここでは3つのコツをお伝えするので、まとめサイトを作る時には、すべてクリアするようにしてみてください。まとめのテーマとターゲットになるユーザーの目線で広告を選び、閲覧しやすいサイトを作っていくことが大切です。
1.サイトのテーマに合う広告を載せる
サイトのテーマを決めたら、ターゲットとなるユーザーを決めます。想定したユーザーが好むような広告を載せることが収益化につながります。
広告にはいくつかの種類がありますが、簡単に設置できるのがクリック型と成果報酬型です。クリック型は、リンクのクリック数に応じて報酬が発生します。成果報酬型は、リンクから商品やサービスを購入した人がいると、報酬がもらえるシステムです。
たとえば、女性に人気があるアイドルのまとめサイトを作る場合、訪れるユーザーはほとんど女性でしょう。パソコンやインターネットに詳しくない女性は、クリック型の広告を押してくれる確率が高く、女性向けのダイエット食品やコスメなどの広告を掲載すると利益が上がりやすくなります。
反対に男性が好むテーマのまとめサイトやITに詳しい人が閲覧するまとめサイトなら、成果報酬型の広告を選ぶといいでしょう。
2.スマホで見やすいデザイン・ページレイアウトを心がける
最近はホームページをスマホから閲覧する人が多いので、スマホから見やすい記事を作成することも大切です。まとめ記事を公開する前に、必ずスマホでチェックしましょう。
パソコンで見た時に気にならなくても、スマホで読むと1行が長く感じる記事は、見づらいので離脱されてしまいます。3行程度で改行すると、スマホからも読みやすくなります。デザインやページレイアウトもスマホユーザーが見ることを前提として、見やすいページ作りを心がけましょう。
3.記事はコツコツ書いていく
まとめサイトを育ててマネタイズするためには、日々コツコツと記事を書いていく必要があります。サイトが更新されることで、検索の上位に表示されるようになるからです。また、タイトルは記事の顔、入り口です。SEOを意識して、なるべくインパクトがあって記事を読みたくなるようなタイトルをつけましょう。
とくにまとめサイト立ち上げからしばらくは、100記事上げるのを目標にして、毎日できるだけ多くの記事をアップしていきましょう。慣れてくるとまとめ記事作成にかかる時間も短くなります。PV数が落ち着いてきたら、1日1記事くらいのペースで書いていくといいですね。
まとめサイトの作り方をマスターして副業にしよう
まとめサイトは、既存の記事や動画をテーマごとにまとめるので、1から記事を書くより簡単に思えるかもしれません。自分も興味があるテーマのまとめサイトなら、記事を作成するのが苦にならず、楽しく継続できるでしょう。
しかし、マネタイズするためにはノウハウを学習することや、オリジナリティを出すための工夫が必要不可欠です。継続してまとめ記事をアップすることでPV数が伸びていくので、十分なPV数が稼げるようになるまでは、頻繁に記事を上げましょう。
記事を読むユーザーの目線で読みやすくタメになる記事を作成し、収益を生み出すまとめサイトを目指してくださいね。
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