「ポートフォリオの作成について知りたい」と調べているなら、できる限りカンタンに作れるツールを使い、なおかつ高評価を得やすい作り方をするのがおすすめです。
ポートフォリオは、あなたの実績をアピールするためのもの。
「作成に長い時間はかけられないけれど、しっかり良い結果を得られるポートフォリオを作りたい」
この記事では、そんな方に必要な情報のすべてを、ギュッと凝縮してお届けします。
- 無料でカンタンにポートフォリオを作成できるツール8選
- ライバルと差を付けるポートフォリオの作り方
- ポートフォリオを作る前に知りたいQ&A
- 参考になるポートフォリオの事例集
最後まで読んでいただくと、使うべきツール、掲載する項目、作り方のコツがわかり、すぐポートフォリオ作成に着手することができます。
効果的なポートフォリオを完成させれば、自分の理想とする会社へ就職が決まったり、コンペで勝ち抜いたり、あなたの仕事をレベルアップさせることができるでしょう。さっそく続きをご覧ください。
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ポートフォリオ作成ツールの選び方
ポートフォリオ作成ツールを選ぶ際のポイントは6つです。
- 独自ドメインが使える
- ページ数に制限がない
- レスポンシブ対応している
- SEOの設定ができる
- 常時SSLに対応している
- 商用利用可能
独自ドメインは信頼性と、自分自身のブランディングの効果を高めるために欠かせません。ポートフォリオは自分の資産です。SEOの評価も高めやすくなりますから、ポートフォリオを作成する際は独自ドメインを取得しておくとよいでしょう。
ポートフォリオを作成するのなら1ページしかないホームページ作成サービスでも運用可能です。しかし情報量を増やす可能性が考えられるなら、ページに余裕のあるホームページ作成サービスをあらかじめ選んでおくと安心です。
SEOの機能とレスポンシブ対応、常時SSL対応は、これからのウェブサイトには欠かせません。またポートフォリオはビジネスシーンで活用するツールですから、商用利用の制限がないものを採用します。
1. 無料のポートフォリオ作成ツールおすすめ7選
無料でポートフォリオを作成できるツールは数が多く、どれを選べば良いのか迷います。ここでは、特におすすめなポートフォリオを作成できるツールを7つピックアップして紹介します。
- ジンドゥー(Jimdo)
- MATCHBOX
- salon.io
- Behance
- PORTFOLIOBOX
- Ameba Ownd
- Strikingly
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
1-1. ジンドゥー(Jimdo)
出典:ジンドゥー(Jimdo)
最初にご紹介したいのが、オンライン上でポートフォリオを作成できる『ジンドゥー(Jimdo)』です。
特徴は、ポートフォリオサイトが“ほぼできあがった状態”で準備されること。誰でもカンタンにクオリティの高いポートフォリオ作成が可能です。
難しいコーディングの知識やWebサイト構築のスキルは一切不要。具体的には、以下の4ステップで完成します。
ステップ1:ジンドゥーアカウントを作成またはSNS アカウントを利用してログイン
ステップ2:いくつかの質問に答えてポートフォリオサイトを自動生成
ステップ3:画像を追加(SNS アカウントと連携させれば簡単)
ステップ4:準備ができたらホームページを公開
▼ 特徴
・ほぼできあがっているポートフォリオに画像をアップするだけで完成
・デザイン性の高い美しいビジュアル
・SNSアカウントに簡単接続
・グラフィックデザイナー、写真家、芸術家、モデルに最適
▼ こんな人におすすめ
・できるだけ簡単にポートフォリオを作りたい
・コーディングの知識がないけれどWebサイトを作りたい
・グラフィックデザイナー、写真家、芸術家、モデルなどクリエイティブな職業
1-2. MATCHBOX
出典:MATCHBOX
ポートフォリオサイトをPDF化して印刷したい人におすすめなのは『MATCHBOX』です。
“誰でもカンタンにポートフォリオが作れる”をコンセプトに開発されたサービスですが、作成したWebサイトをPDF化できる機能が備わっています。
注意点として「画像は最大6作品・48イメージまで」という制限があります。
たくさんの作品を掲載したい人には向きませんが、少ない作品数で手軽にポートフォリオを作りたい人にとっては、使い勝手の良いサービスです。
MATCHBOXの運営元は、転職エージェントのマイナビ。履歴書作成や求人紹介の機能があるのも、ユニークなポイントです。
▼ 特徴
- ポートフォリオ専用のサービス
- WebサイトをPDF化できる
- 履歴書作成・求人紹介の機能あり
▼ こんな人におすすめ
- ポートフォリオサイトをPDF化して印刷したい
- 6作品以下の掲載で急いでポートフォリオを作りたい
1-3. salon.io
出典:salon.io
『salon.io』は、ドラッグ&ドロップで簡単にポートフォリオサイトが作れるサービスです。
salon.ioは、Webとは無縁の紙のデザイナーやイラストレーターにとって、使いやすいサービスです。コーディングの知識がなくても、Webサイトが作れるようになっています。
逆に、自分でコーディングしたい人(Webデザイナー)にもおすすめできます。というのも、この手のサービスには珍しく、HTMLとCSSによるカスタマイズが可能だからです。
注意点として、無料プランでは「3ページ・画像150枚まで」という制限があります。
▼ 特徴
- ドラッグ&ドロップで作成できる
- HTML・CSSによるカスタマイズ可能
▼ こんな人におすすめ
- コーディングの知識なしでポートフォリオサイトを作成したい
- HTMLやCSSのカスタマイズを行いたい
1-4. Behance
出典:Behance
『Behance』は、Adobeが運営するクリエイター向けのSNSです。デザイナー、イラストレーター、フォトグラファー、CGアーティストなど、世界中のクリエイターから数百万以上の作品が公開されています。
自分の作品をプロジェクトページに追加して投稿できるので、ポートフォリオサイト代わりに利用しているクリエイターが多くいます。
Behanceの魅力は、SNS機能でほかのクリエイターとつながれること。海外のクライアントから仕事を依頼されるケースもあります。
Adobeのサブスクリプション『Creative Cloud』のメンバーなら、Adobe IDを入力するだけで参加できます。各アプリケーションとの連携も可能です。
▼ 特徴
- クリエイター向けSNS
- 世界中に作品を発信できる
- Creative Cloudと連携できる
▼ こんな人におすすめ
- 世界に向けて自分のポートフォリオを発信したい
- 海外のクライアントと仕事がしたい
1-5. PORTFOLIOBOX
出典:PORTFOLIOBOX
『PORTFOLIOBOX』は、写真家、デザイナー、アーティスト、メーキャップアーティスト、モデル、建築家などのポートフォリオサイトに特化したサービスです。
特徴は、美しく洗練されたポートフォリオサイトが作成できること。ビジュアルのインパクトを最大限に活かす、高品質なギャラリー用テンプレートが用意されています。
海外で愛用されているサービスのため、日本語との相性は必ずしも良くありません。文字数の少ない画像主体のポートフォリオサイト向きです。
注意点として無料プランでは「10ページ・画像30枚まで」という制限があります。
▼ 特徴
- ポートフォリオサイトに特化したサービス
- 美しく洗練されたデザイン
▼ こんな人におすすめ
- ハイセンスなポートフォリオサイトを作りたい
- 使用画像が30枚以
1-6. Ameba Ownd
出典:Ameba Ownd
『Ameba Ownd』は、コーディングの知識がない人でも簡単にホームページやブログを作成できるサービスです。
ポートフォリオ専用のサービスではありませんが、ポートフォリオ用のテンプレートがあり、これを使えば簡単にポートフォリオ作成が可能です。
魅力は、シンプルでオシャレなデザインテーマがそろっていること。自分が目指したい雰囲気と合えば、おすすめのサービスといえます。
日々のニュースやお知らせ発信に使える「ブログ機能」も充実しています。
▼ 特徴
- コーディングの知識不要でポートフォリオサイトが作れる
- シンプルでオシャレなデザイン
- ブログ機能が充実
▼ こんな人におすすめ
- シンプルなテンプレートを探している
- ブログ機能を使いたい
1-7. Strikingly
出典:Strikingly
『Strikingly』は、コーディングやデザインのスキルがなくても、数分でWebサイトを構築できるサービスです。
ポートフォリオ専用のサービスではありませんが、ポートフォリオ用テンプレートを利用すれば、簡単にポートフォリオサイトを作成できます。
Strikinglyのテンプレートは、ポップでカジュアルなもの、原色を使ったカラフルなものなど、“攻めたデザイン”が多く見つかります。
「個性的なポートフォリオサイトを作りたい」というとき、Strikinglyをチェックしてみると発見があるかもしれません。
▼ 特徴
- コーディングやデザインのスキル不要
- ユニークなデザインのテンプレートが見つかる
▼ こんな人におすすめ
- 個性的なポートフォリオサイトを作りたい
評価されるポートフォリオの作り方
評価されるポートフォリオに欠かせない要素は何でしょう。どのようなポートフォリオが、他の人より一歩先を行くことができるでしょうか。
ここでは採用者に評価され、ビジネスチャンスを掴むポートフォリオのヒントを確認していきましょう。
ポートフォリオとは?
クリエイティブな職業に欠かせないポートフォリオは、相手に自分のことを知ってもらうための「名刺」であり「履歴書」です。自分にはどんな実績があり、何ができる人物なのかを伝えるツールであると言えるでしょう。
ポートフォリオの本来の意味が「書類入れ」であることから、「作品集」と誤解する向きもあります。しかしポートフォリオは相手の心を動かし、「この人と仕事したい」と思わせることが目的です。
そのため、届ける相手や目的に応じて構成を変更し、随時更新するものであることを念頭に作成します。
評価されるポートフォリオとは?
ポートフォリオ作成の目的は、自分の実績をアピールし、それをビジネスチャンスにつなげることです。
ではどのようなポートフォリオを作成すれば評価され、目的を達することができるでしょうか。重要なポイントを7つピックアップしました。
- 自分の強みだけに絞り込んで掲載する
- オリジナリティがあり、完成度の最も高い作品を掲載する
- 自分が取りたい業務、ジャンルに関する全ての作品を掲載する
- 高解像度の写真・最新の情報
- 全体的にまとまりがあり、バランスが良い
- 見せ方に工夫があり、ターゲットのクライアントの心に刺さる
評価されるポートフォリオは、相手の心に刺さります。たくさんのポートフォリオサイトがある中で、キラリと光る何かを見せなければなりません。そのためには自分の強みに特化させ、差別化を図ることが重要です。最も自信のある作品に絞り込んでポートフォリオを構成します。
逆に評価を得にくいポートフォリオの特徴もみていきましょう。
- 情報が多すぎる
- 主観的、客観的共に評価の低い作品を掲載する
- 受けたくない仕事に関する作品を掲載する
- 画質が悪い写真
- 情報が古い
- 色、デザイン、構成に統一感がない
- 使い回しであることがわかる
無闇に情報を詰め込んだり、自信のない作品を掲載するのは逆効果です。自分は何をできる人材なのかが曖昧になり、その他大勢に埋もれてしまいます。また情報が更新されていなかったり、画質が悪かったりすれば、熱意は伝わりません。
「こんなすごい作品を作れるのか」「ぜひ一緒に仕事したい」と思われるようなポートフォリオを作成しましょう。
ポートフォリオに必要な項目は?
ポートフォリオに必ず入れたい項目は以下の4つです。
- 自己紹介
- 作品紹介
- スキル
- 連絡先
自己紹介には氏名の他、これまでどのような職務に取り組んできたのか、何ができるのかを細かに記載しましょう。
作品紹介は、画像の他に以下の情報も掲載します。
- 作品タイトル
- 作品の概要
- 作品のポイント
- 制作段階で注力した内容や関連するエピソード
- 作品の成果
スキルには、公的な資格や使用可能OSやツール、アプリケーション名を具体的に示します。
ポートフォリオサイトには問い合わせ欄を作成しますが、それと別にSNSやチャット、ブログなどのメディアについても記載するとよいでしょう。
2. ライバルと差をつける!ポートフォリオ作成5つのポイント
さて、ここまで8つの無料ポートフォリオ作成ツールをご紹介しました。これらのツールがあれば、今すぐに見栄えの良いポートフォリオが作成できるはずです。
ただ、ライバルと差を付けるためには工夫したい5つのポイントがあります。
- ポートフォリオ自体も作品と捉える
- 作品には制作意図を記載する
- 自分のスキル領域をもれなくカバーする
- 相手の企業に合わせてカスタマイズする
- 自分だけのオリジナリティーを出す
順に詳しく解説します。
2-1. ポートフォリオ自体も作品と捉える
1つめのポイントは「ポートフォリオ自体も作品と捉える」こと。
ポートフォリオは「自己PR」という目的をもった資料。その目的を最大限に発揮する作品になっていることが大切です。
例えば、「それ以上、見たい気持ちにならない」「何をPRしているのかわからない」というポートフォリオは、あなたの評価を下げてしまいます。
ポートフォリオ自体も、自分の制作作品と捉えて、コンセプトの設計やデザインを行いましょう。
「ポートフォリオを作品と捉える」とは具体的にどんなことなのかイメージしづらい人のために、後ほどお手本にしたい事例集もご紹介します(「4. お手本にしたいポートフォリオの事例集」をご覧ください)。
2-2. 作品には制作意図を記載する
2つめのポイントは「作品には制作意図を記載する」こと。
ポートフォリオを見る採用担当者やアートディレクターたちは、作品そのもの以上に「この人は、どういう考え方で作品を作っているのだろうか?」という点を見ています。
単に作品のビジュアルを提示するだけでなく、その作品に至るまでの思考プロセスを併記しておきましょう。
具体的には、以下の項目を記載すると良いでしょう。
- 制作目的
- コンセプト
- ターゲット
- 制作上の課題と解決策
- こだわりポイント(例:挑戦したところ、工夫したところ)
ここで制作意図の記載例を見てみましょう。
- 制作目的:クリスマスキャンペーンの来店促進
- コンセプト:楽しいクリスマスを大好きな人と過ごすにぎやかで楽しいひととき
- ターゲット:リピート顧客
- 制作上の課題と解決策:予算がなく撮影費や印刷費を削減する必要があったため、イラストのみで華やかな雰囲気を作るよう工夫しました。
- こだわりポイント:グリーンとピンクの色づかいで恋人たちのクリスマスをイメージさせました。
このように、完成した作品のみ見せるのではなく「その裏側にある背景」をしっかり解説すると、評価が上がりやすくなります。受け取る側の“納得感”が大きく上昇するためです。
2-3. 自分のスキル領域をもれなくカバーする
3つめのポイントは「自分のスキル領域をもれなくカバーする」こと。
ポートフォリオは、「自分はこんな作品を制作できます」とアピールするツールです。ポートフォリオさえ見てもらえれば、自分の力量が十分に伝わるという状態を目指しましょう。
具体的には、似たような作品を重複して掲載するよりは、違う分野の作品をまんべんなく掲載した方が高評価を得やすくなります。
スキルはあるのに掲載できる実績がない分野は、ポートフォリオ用にサンプル作品を制作して掲載するのも手です。
例えば、「イラスト制作ができるのに、仕事として請けたイラストの実績がない」というケースでは、架空の案件を設定してサンプル作品を制作してみましょう。
以下のようにテーマを決めて制作したイラストを、ポートフォリオへ掲載しておきます。
「仕事として請けられるだけのスキルがある」ことが伝われば、採用や受注につながりやすくなります。
2-4. 相手の企業に合わせてカスタマイズする
4つめのポイントは「相手の企業に合わせてカスタマイズする」こと。
数あるポートフォリオを提示する機会のなかでも、特に「ここが勝負どころ」という場面があるでしょう。例えば、「この企業にどうしても採用されたい」「今回のコンペは絶対に勝ちたい」というときです。
そんなときには、ポートフォリオを相手に合わせてカスタマイズします。相手の好みそうなテイストや、相手が抱えている課題と共通項のあるプロジェクトを目立つように配置。
制作意図を詳しく書き直して、「うちの会社にこの人はピッタリだ!」と思われるように演出します。
事例として「30代男性ビジネスマンをターゲットとしたアパレルブランド」を展開している企業の、デザイナーに応募する場合を見てみましょう。
「30代男性」「ビジネスマン」「アパレルブランド」など、相手先の企業と関連性の高い実績が目立つようにポートフォリオをカスタマイズします。
すると「即戦力」になれることを強力にアピールできるため、高評価を得やすくなるでしょう。
2-5. 自分だけのオリジナリティーを出す
5つめのポイントは「自分だけのオリジナリティーを出す」こと。
ポートフォリオは、他のライバルと比較されることが多いものです。
「どこかで見たことがあるようなポートフォリオ」より、「思わず目を奪われるようなユニークなポートフォリオ」の方が、評価は高くなります。
具体的には、以下の点を見直してみてください。
▼ オリジナリティーを出すために見直したい点
- テンプレートを利用した場合は、カラーやフォントをデフォルト設定のまませず調整する
- ポートフォリオ全体の雰囲気を自分の作風と合わせる
- 書き添える文章はコピペせずに自分の言葉で書く
3. ポートフォリオ作成に関するQ&A
ポートフォリオの作成にいざ着手してみると、さまざまな疑問が浮かんでくるかもしれません。
ここでは、ポートフォリオ作成についてよくある質問をQ&A形式でまとめました。
【Q1】ポートフォリオには最低限、何を掲載すべき?
ポートフォリオに最低限掲載すべき項目は、以下の通りです。
- 作品の題名(タイトル、名称)
- 作品のビジュアル(写真、画像、キャプチャ)
- 担当領域(ディレクション、デザイン、イラスト、写真、コピーなど)
- 制作時期
- 制作意図(目的、コンセプト、ターゲットなど)
注意点として、チームで制作した作品を掲載するときには「担当領域」を明記するようにしましょう。
【Q2】紙に印刷したポートフォリオは必要?
紙に印刷したポートフォリオが必要かどうかは、ケースバイケースです。
採用面接や営業の場でポートフォリオを見せる場合には、持参したパソコンやタブレッドで問題ない場合がほとんどです。
しかし、中には「紙に印刷したポートフォリオを、選考用に預からせてほしい」と言われる場合もあります。
事前に先方の担当者に確認しておくと、安心です。
【Q3】掲載する実績数が少ないときはどうする?
ポートフォリオに掲載できる実績数が少ないときは、仕事として受注した以外の作品も掲載しましょう。
ポートフォリオは「持っているセンス、技術力、提供できる制作物の品質」を相手に提示するためのもの。必ずしも、仕事のプロジェクトである必要はありません。
4.お手本にしたいポートフォリオの事例集
最後に、参考になるポートフォリオの事例集をご紹介します。
眺めているだけで、自分のポートフォリオをどんな風にすべきか、刺激を受けてアイデアが浮かんでくるでしょう。
4-1.エンジニア編
Webディレクターを経験した後にWebデザイナーになったonitsukaさんのポートフォリオは、情報設計が秀逸でとても見やすく構成されています。サイトを訪問した際のアニメーションにも意味を持たせており、技術力と表現力が一際目立ちます。
『yushi onitsuka portfolio』はこちら
4-2. イラストレーター編
まずご紹介したいのが、イラストレーター堀ようこさんのポートフォリオサイトです。まさにポートフォリオ自体が作品になっている、お手本のようなポートフォリオです。
「ミリペンと水彩画で描く動物のリアルなイラスト」を強みとしている堀さんですが、ポートフォリオサイトを一見しただけで、それがダイレクトに伝わります。
▼ 使用ツール
4-3. Webデザイナー編
Webデザインを手がけるhasegawahiroshi.jpのポートフォリオサイトは、シンプルでセンスあふれるデザインが光ります。
実績をまとめたページでは、手がけた仕事が一覧で見渡せます。「どんなテイストが得意なデザイナーなのか」がひと目でわかるので、依頼に結び付きやすいでしょう。
4-4. フォトグラファー編
写真家であり映画監督でもある蜷川実花さんのポートフォリオサイトは、「彼女らしさ」が詰まった空間になっています。
TOPページの写真はランダムに変わるようになっており、見る人を楽しませてくれます。
実績ページには、写真がずらりと並び、「どんな写真を撮る人物なのか」が一目瞭然です。
5. まとめ
ポートフォリオは自分のスキルや実績をアピールし、ビジネスの可能性を広げる強力なツールです。
そのコンテンツを作成するためには、自分の実績やスキルを精査する必要があります。何をアピールするのか、どう見せるのか、自分はどんな仕事をしたいのか。自分自身を見つめ直し、整理する作業が不可欠であり、時間を要します。
時間は有限です。サイト自体の作成は、最小限度の労力で完成できるJimdoをはじめとするホームページ作成サービスを活用し、掲載するコンテンツの作成に注力すれば、評価を得られるポートフォリオを作成できるでしょう。
また、ご自身でホームページを作成する時間がない方や、クオリティの高いホームページが欲しい方は、ジンドゥーのホームページ制作プランもオススメです。プロのデザイナーに任せておくだけでホームページが完成します。
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